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ファシア ケア(fascia care)

スタジオRe:Doでは関節や筋肉など身体の不調(痛みや違和感など)に対して、ファシアの伸張性・組織間の滑走性に着目し、軽微な力でファシアに対して手技療法を施していきます。※fasciaとは「全身にある臓器を覆い、接続し、情報伝達を担う線維性の網目状組織構造。臓器の動きを滑らかにし、これを支え、保護して位置を保つシステム」(一般用語としての定義. 2020年3月一般社団法人 日本整形内科学研究会)※NHKあさイチからコロナ禍で「肩こりが増えた」「体がなまったきた」という方も多いのではないでしょうか?そんな人にぜひ知って欲しい”体メンテナンスの新常識”が広がりつつあります。それは「ファシア」。これまで「筋膜」と呼ばれることが多かったものなのですが、実はこれ、筋肉以外にも、内臓や骨、けんなど全身に網の目のようにはりめぐらされており、最近は専門家の間で、こう呼ばれるようになりました。ファシアは、実際の治療や施術の現場でも注目を集めるようになっています。ファシアとは、私たちの体の臓器や骨、血管、そして筋肉などをくまなく覆う「ゆるゆるな組織」のこと。実は近年の研究で、このファシアこそが体を滑らかに動かすうえで重要な役割を果たしていることがわかってきました。血行不良、運動不足などでファシアがむくんで筋肉を圧迫、痛みやコリを引き起こします。特に肩甲骨につながる筋肉のファシアは「ゆるさ」が失われて癒着しやすいため、頑固な肩こりに悩まされている人が多いのです。肩がこると、もんだり、たたいたりしがちですが、逆に筋肉を覆うファシアを傷つけ、傷ついたファシアは再生する際にしこりのようにどんどん硬くなり、肩こりはますますひどくなることに……。